Nossy's stamp




Nossy(のっし-)です。


最近リアル世界が忙しいので
ブログも小品ばかりなんですが。

つぶやきレベルですね。



今回は適度なアホがいい理由。


皆さんは自分の事をアホだとかバカだとか
思った事はありますか?


恐らく誰でもそういう経験は
あるのかな、と思います。



この世にはとんでもなく賢い人達というのが
居まして

それはもう、ホントに賢い。

羨ましいような気もする。


ですが、利点は欠点とも捉えられます。
(わざわざ捉えなくてもいいのだが)



賢過ぎるとどういう事になるか。


一番賢いと死んじゃいます(笑)

笑い事じゃないけど。



賢い人達は先を読むのに兎に角優れてます。

全体把握能力もとんでもない。


そうやって世の中を眺めた時に

『生きててもしょうがないや』

ってなっちゃう。


考えてみれば、人生って

【誕生→死】ですからね。究極にまとめると。



だから、当然、先々読んでいくと
【死】という結論が出るという

嘘のようなホントの話で。



その間(誕生→死)に何か意味があるのか
と云えば、

あると云えばいくらでもあるし、

無いと云えば何にもありません。


ある意味、自由だから。


それを、数学の回答を求めるように
ロジカルに思考しちゃうと

『ああ、じゃあ死だな』ってなっちゃう。


もう少し賢さを落とすと器用貧乏に
なっちゃう。


ほとんど何でも出来るから
お金もそこそこ稼げるし、

地位も立ち位置もそこそこになる。


だけど、それ以上何かすごい
突出した人にはなりにくい。

そういう人達も人生の意味を
見い出すのが難しそうな印象を受ける。

いわゆる秀才タイプなんだけど。


そして、常に宿主みたいなモノを探している
感じになる。

宿主ってのはこの場合大バカ野郎の事。

大きな野望と情熱をもった大馬鹿野郎だ。


そういう人を見つけて、
その人を援助する側に回ることで
安定を得ている。



アップルで云えば、

アップルコンピュータを開発した
スティ―ヴ・ウォズニアックは秀才タイプだ。
(いや、まぁ、ほぼ天才なのだが)


そして、スティ-ヴ・ジョブズは天才だ。


歴史的に観ても、この天才と秀才のコンビが
偉業を成し遂げている感じがする。



じゃあ、天才は何かというと、

『何かひとつ、ふたつの事のみに
とんがり過ぎた不器用で極端な思想の
持ち主』である。


天才とバカは紙一重とよく云います。


天才のエピソードで、

子どもの頃はものすごく劣等生だったとか、

一般社会に就職しても
全然なんの成果も出せなかったとか、

そういうのは多いです。


天才が全員そういうタイプではないと
思いますし、

ある程度の事はまぁまぁ出来る人も
実際多いです。


でも、やっぱり間違いなく『秀才』という
印象を感じるタイプではないように
思います。


秀才だけだと突き抜けられないし、

天才だけだと理解してもらえない。



天才×秀才で天下を取ってきた印象です。


ですから、『側近のほうが優秀な件』ですね(笑)



ヒトラ―を知らない人は居ないと思いますが、
ゲッベルスはあんまり知られていません。


その実、ゲッベルスがほとんど重要な作戦を
遂行していたと云えましょう。


ただし、ヒトラ―という男は
演説の天才でした。

話で他人を乗り気にさせる魔法使いでした。


その能力ではゲッベルスはどう逆立ちしても
ヒトラ―には敵いませんでしたから

部下になった訳ですね。



しかし、ゲッベルスが話下手だった訳では
当然ありません。


ヒトラ―は夢を語るのです。
それも本気で実現できると云います。

そこには迷いがありません。


バカだからです(笑)

いや、すごいんですよ。


芥川龍之介がこう云ってます。


『この世で天下を取るのは常に

天才か阿呆か狂人だけである』



で。



変な話、秀才というのはこれは元々の
自頭の良さもありますので

誰もかれもが成ることは出来ないです。



しかし、天才というのは
ある意味、誰でもなれる可能性があります。


バカみたいに自分の人生に夢中になれば
いいのです。


子どもってのが天才の一番の例です。


子どもはホントに自由です。

自由なんですが、世の中のなんたるかを
まだよく知りません。


大人が知ってるような常識とか
便利なツ-ルとか、そういうモノを
使えません。


まぁ、今はだいぶ物に恵まれているので
そんな事もないのかも知れませんが。


えっと。



だから、ある意味子どもは限られた事しか
出来ないし、

ひとつの事に集中する事が出来ます。

そうやって天才的な能力を発揮するのです。


秀才は要領が良いので、
肝心なポイントだけを掴んで、

リスクヘッジをして、

万事に備えます。

出すぎず、バランスを考え、
敵を作らず行動します。


それが大人であり、社会人です。

特に現在の日本の社会や教育とはそういうモノです。



日本は戦後~バブル崩壊まで

高度経済成長の一途を辿りました。



そういう時代には何人もの天才が誕生し、

歴史を記録を塗り替えてきました。


今現在、日本は新たな局面をむかえています。


何となく成長しきった感もありますが
実は成長しきったという概念などはなく、

いくらでも上に行けるのです。


しかし、ここ何十年か、日本は
全体的に『成長しきった感』に甘んじてきました。


そして、なんやかんやで
先進国の中で数字の上ではべったこに
近い感じになってしまいました。


それは業績だけでなく幸福度とか信頼とか
目に見えない体感でもですが。



恐らく世界一平和で恵まれた国のはずなんですが

毎年たくさん自殺します。


人生に夢中になれない人が
多いのでしょう。


今回のブログは簡単に云えば

『アホ万歳』という事なんですけどね(笑)


アホはいいですよ。

別に結果を出さないとしても
少しの事で感動出来るし、

ある時何かにハマると
とてつもない次元の成功を手にしたり
出来ます。



自由とはある意味地獄です。


人はある程度の不自由が必要なのです。


恐らく皆さん、日常の中で沢山の不自由を
感じると思います。


『こういった事がなければなぁ~』


と思います。


それは法律かも知れないし、
システムかも知れないし、
人間関係かも知れないし、


なんか色々なんでしょうが


面白いのは、それが無くなったからといって

幸せになれるか、というと
別にそんな事も無いという事実です。


人は永遠に不自由を探しますから。


ひとつの不自由が消えても、
また違う不自由を見つけてイライラします。


そういう思考だと。


結局、その不自由を受け入れて、
逆に武器に変換してしまえば

それはもう無敵な訳です。



人は、


『不自由の中にしか自由を見つけられない』


みたいな所があるのです。


そして、最後にやってくる
絶対に逃れられない関門があります。


それは『継続』です。


どんなに賢い人達でも『継続』なしに
事を成すことは出来ません。


天才やアホはそういう点で
格段に有利です。


兎に角、当然のように続けますから。

それは継続しないと結果を出せないと
理解している場合もあるし、


あんまり何も気付いてなくて
続けている内にとんでもない事に

なっていたりするケ-スもあります。


『気付く』というのは賢そうで
実は苦しくなります。


『気付く』は両刃の剣的な所がある。


社会ではある程度の鈍感力というのが
必要です。


賢いと気付きまくってしまって
下手に行動できなくなってきます。


『もうシラフじゃ生きてらんない』


ってなります。


だから、酒やドラッグに溺れたりします。


僕は昔からとても不器用でした。

『こんな事も出来ないのか?』

とよく親に云われましたし、

今でも社会に出ていくと云われますが


僕は良かったと思っています。



賢い人達を観ているとなんだか苦しそうだから。

でも、今の若い子、みんな総体的に
賢いですよね。


僕の子どもの頃とはまた違う悩みが
あるんだろうなぁ。

それがどういうモノなのかは
解らないけれども。



兎に角、僕はこんな感じの自分で
まぁ、いいかなと思って生きてますね。

ハイ。


ではでは、この辺で。


皆さんに幸せが訪れますようにッッ!