Nossy (のっし-)です。
今回、完全に雑記。
いつも雑記だけど、もっと雑記(笑)
思い付きを書くだけ。
...
半沢直樹の続編がやってますね。
僕は観てません。
観られる環境がないので(笑)
別にいいんですが。
それでも、物凄く話題になっているし、
ネットニュースを賑わしたり、
YouTube にも予告編が挙がっていたりで
何となく漏れ伝わってくるんですね。
その感触としては、
『やっぱり❰2❱の宿命だなぁ』という感じ。
❰2❱ってなかなか難しいです。
例えば、映画なら、
❰1❱が物凄く低予算で作って大ヒットしたので
❰2❱で、
やりたかった事をやったり、
規模を拡大してやったり、
というので❰1❱よりもバラエティー豊かになり、
エンタメ率も上がるというパターンはよくある。
『エイリアン』『タ-ミネ-タ-』
などは
❰2❱のほうがもしかしたらイイかも知れない。
しかし、基本的にはそれでも❰2❱は
難しい。
❰1❱が持っていた独特の雰囲気を
何となく持ちつつも、新しい要素を進めていくのは
かなり困難だ。
半沢直樹も、新しい濃い俳優さんを
取り入れて
更に更に大袈裟になった演技合戦で
エンタメ度をグッ、と上げてきたような
気がする。
だが、その逆にどうしても下がるのは
『シリアス度』である。
この『シリアス度』。
あまり注目されないが、
実は❰2❱の多くが喪失する要素なのである。
『シリアス度』とはなんだろうか?
文字通りの真面目さ、切実さもそうなのだが、
リアルの共感ではなかろうか。
詰まり、❰2❱はリアルと乖離してゆくのである。
『ジュラシックパ-ク』では、
恐竜を蘇生させた島に連れていかれて
事件が発生し、恐竜に襲われる羽目になる。
だが、続編の『ロストワールド』に関しては
恐竜を意図的に売り物にする為に、
大規模な捕獲作戦が行われるというモノで、
主人公達も、
割りと自分の意思で現場に行っている。
この状況で恐竜に襲われたって
ある意味、自業自得である。
物語が非現実的なのだ。
『ジュラシックパ-ク』であれだけ
ひどい目にあったマルコムが
どれだけお金をつまれようが、
現実だったら、もう一度、島に行く訳がない。
自分の元婚約者を助けに行く、
という、なんとなくそれっぽい仕方のない
理由は付いているものの、
それでも、普通に考えて、行かないだろう。
生きて帰れるとは到底思えない。
まぁ、兎に角どうしてもスト-リ-的にも
ご都合主義になるし、
現実とは著しく乖離してゆく。
『少し(S)不思議な(F)物語』が
『大規模なアクションアドベンチャー』に
なるのだね。
楽しければいいじゃん、というなら
いいのだけど。
『シリアス度』という事で云えば、
恐らく、半沢直樹の❰1❱において、
一番効いているシ-ンというのは、
笑福亭鶴瓶が演じた半沢直樹の父親がらみの
場面だろう。
半沢の父親が雨降る中、傘もささずに、
大和田に対して頭を下げ、土下座し、
すがる。
それを無下にして平気な大和田。
その大和田を睨む幼い半沢直樹。
その後、父親は首吊り自殺をし、
半沢直樹はその第一発見者となる。
かなりショッキングなシ-ンだ。
そして、過去の回想。
『人を物みたいにあつかったらアカン』。
これらの重いシ-ンがあるからこそ、
最終回の大和田の土下座のシ-ンが
滑稽になりそうでならないし、
深い意味をもつに至る訳です。
半沢直樹の❰1❱で一番イイ仕事をしたのは
実は、笑福亭鶴瓶だったといっても
過言ではないかも知れない。
そして、こういう物語は
一般市民の世界にもありふれているというと
悲しくなるが
ありふれている。
弱者が強者によって踏み潰されてしまう。
土下座まではいかないまでも
理不尽に謝らされたりした経験くらい
あるかも知れない。
それが、今回の半沢直樹は、
もうある種の単純なパワーゲームである。
ドラゴンボ-ルのフリ-ザ編までは
シリアスだったのに、
セル編以降、どんどんシリアス度がなくなり、
ただ強い者を、より強い者が倒すのみの
お話になっていった。
(ドラゴンボ-ルは面白いけどね)
まぁ、パワーゲームもエネルギーが
満載なので
少しくたびれ気味の令和日本には
いいビタミン剤になるのかも知れない。
ただ、話の内容としては、
やっぱり薄くなっている感がする。
観ていないのに好き放題書いている。
...書く事がなくなった(笑)
僕は今、少し放浪の旅に出ている。
(大袈裟)
ゆっくり、という感覚を取り戻したいと
思っているのである。
僕は定期的に、...いや、何なら
ずっと、ボ-ッ、とする時間が必要なタイプの
人なんです。
その感覚を取り戻せたらいいかな。
ではでは、この辺で。
皆さんに幸せが訪れますように🌈✨
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