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Nossy (のっし-)です。



今回は、最近感じている


『職場のありかた』




についてなんですねぇ。


何を隠そう、僕は仕事が全然出来ません(笑)


しかし、物だけはしっかり云います。
(タチが悪い?)


いえいえ、僕はそんな事ないと思うんですよ。


例えば、まぁ、余程ふざけてやっていたり、ズル休みばかりでサボっていたり、

というんではしょうがないかな、というモノですが、


大抵の人はそうじゃないと思うんですよ。


ある程度は一生懸命やっている、...だけど、出来ない。

こういうパターンが多いと思います。



勿論、その人に原因が無いとは云いません。

質問が苦手だったり、頑固で自己流ばかり押し通し過ぎたり、とかね。


けれども、その人がそうなってしまう環境を創り出している職場の上司や

運営の手引きにも、絶対に問題はあるのです。



『仕事できないヤツが悪いんだろ?』


と。


まぁ、こういう姿勢では、結局、その組織全体の成績はいつまでたっても

上がらないのです。



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すごい核心をついた事を云えば、



8:2 の法則



というモノがあります。


詰まり、ある職場があったとして、その職場の業務を実質的に支えているのは、

全体の2割の人であって、


あとの8割の人の成績を全部足しても、2割の人の叩きだす成績には

勝てないんです。


大きな組織になればなるほど、この構造は如実に現れます。



じゃあ、なんだ。

残り8割はダメなのか? なんの為に存在してんだ?


というと、

もう、簡単に云うと、


癒し、です(笑)




沢山の人が集まって組織は成り立っています。

人は一人じゃ、生きられません。


だから、色んな個性があっていいじゃないですか。


その8割の人々は、2割の人々よりも、その仕事自体には

バッチリ合っていないのかも知れません。

はたまたやる気が無いだけかも知れません。



でも、それがどうしたっていうんです?

大体、そういうもんなんです、世の中は。




効率の事ばかり考えているようでは、この視点は持てないでしょうね。



そもそも組織、会社とは、『人の成長の場』であって、争いあったり、罵りあったり、

いじわるしたりと、

そんな事の為に存在してはいないのです。


2割の人は、ただ淡々と業務を無難にこなすだけでなく、

残り8割の人がどうやったらこの仕事に面白味を感じてもらえるか、

どうしたら仕事が分かりやすくなるか、


を伝える術を考え、創造するのです。


そうして、8割の人の中から育ってきた人が出れば、どんどんその人に

仕事を任せていけばいい。


実は、仕事の出来る人が、更に上に行きたい場合、

もっとも大切な事、しなければならない事は、


自分よりも成績の上のライバルをどうやったら抜かせるか、蹴落とせるか、

なんて馬鹿みたいな事を考えるんじゃなくて、


自分よりも仕事が出来ない人を育成する事なんです。


それをするだけで、実は誰よりも上にいけるのです。




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逆に、8割の人は、自分の思う所があれば、

遠慮せずに云ってみる事が大切だと思います。


『こんな仕事ができない自分なのだから、何も云う資格はない』



...などと思う必要はありません。

なぜなら、2割の人よりも、8割の人のほうが、圧倒的に数が多いのですよ。


あなたが悩んでいる事は、つまり、ほとんどの人が悩んでいると云っても

過言ではありません。


だからこそ、すぐに云うべきなのです。


悩みを共有するべきなのです。


そして、結局、


どれだけ風通しの良い職場であるか、






がその組織のパワーなのです。


職場のどの位置の人も気軽に意見を云えて、面白い意見ならば

採用されるというような職場です。


そして、仕事が出来る事だけが人の価値ではないのです。


一人一人に面白い個性があり、その個性は実は工夫次第で

どの職場でも発揮できるのです。


そういう雰囲気が日本の多くの会社に存在しないのは残念です。


仕事がムチャクチャ出来る2割の人間はどの会社にも勝手に誕生するんです。

そういう部分ではどの企業も同じで勝負は付かない。


では、その中で抜きんでる組織というのは何が違うのか?


それは、残り8割の人達がいかに生き生きと組織で働けているか、

なのです。


2割の人は惜しげもなく、自分のすべての知識を8割の人に披露すればいい。


同じ会社内でチクチクチクチク、情報を隠し合っていても意味ないですよ。

結局、最後は全員ゲームオーバーになってしまいます。



そして、8割の人は一番、お客さんに近いのです。


仕事が出来ないという事は、商売の内容がよく分からないのです。

...よく分かってない売り手とよく分かってないお客さんの組み合わせは

話が一向に進みませんね(笑)



ですから、実は最優先すべきは、お客さんよりも前に、

その8割の人が仕事をより楽しめ、より理解できる環境を創りあげる事
なのです。



それが達成できれば、勝手に業績は上がります。


社員が最初のお客さんなんです。





売れている職場の社員さんは、全員がもれなく楽しそうです。

そういう感じです。



そして、案外、その職場の新しい方向性、マンネリ打破の意見を出してくれるのは、

8割の方の人達なんですねぇ。あなどれないですよぉ。





.......と、この最も脱社会人的で仕事の出来ない男が語るのでした(笑)


でも、そう思うでしょ?



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ではでは、今回はこの辺で。


皆さんに幸せが訪れますように









Nossy ?



(近影?)